SN 24 - 東莞建航製紙株式会社

東莞建航製紙有限公司は2007年に設立され、東莞市中塘鎮の製紙産業基地に位置しています。敷地面積は6万平方メートル、建築面積は1万3000平方メートルです。4000型抄紙機2台、4600型長尺抄紙機1台、15トン蒸気連鎖炉2台、20トン蒸気連鎖炉1台など、多様な設備を保有しています。年間生産能力は28万トンで、主に精製段ボール芯紙と一般段ボール芯紙を生産しています。

東莞建航製紙有限公司は、エネルギー効率の向上と環境負荷の低減のため、二段吸収冷凍機システムを導入しました。このシステムは、70℃の産業廃熱水を駆動熱源として利用し、7℃の冷水を空調システムに供給します。廃熱を再利用することで、同社は運用コストを削減し、環境に排出される熱汚染を排除することができます。この取り組みは、コスト削減だけでなく、製紙業界におけるより持続可能な活動の推進にも貢献しています。